自動書記で書かれた本 [本の紹介]
すごい本と出合ってしまいました。なにしろこの本は、自動書記で神様との対話をした内容を記録した本なのです。
1992年に、人生が上手くいっていないと感じたウォルシュさんが、神様に悪意のある質問や罵倒も含んだ手紙を書きました。すると、ペンを持っていた手が勝手に動き出し「あなたは、本当に質問の答えを知りたいのか」と書いていたそうです。それが、神とウォルシュさんの対話の始まりだったのです。
自動書記については、シェークスピアやモーツァルトが、神がのり移ったように一気に書いた作品があったらしいことでも知られているように、昔からあるようです。これは、偉大な芸術家に限りません。私は、文章を書いている時に、ふと「ひらめく」ということがあります。この「ひらめき」も考えようによっては、自動書記の一歩手前と言えると思うのです。神様が少し助けてくれたようで、嬉しくなりますね。私は、そんな経験は何回かあります。
それで、この本の中身なんですが、すごいんです。色んな分野のことをウォルシュさんが質問するのですが、神がそれに丁寧に答えていきます。(だから、三部作で続編も六冊あります)人生、魂、セックス、宇宙、宗教、教育、政治、地球外の生物、物理、時間、輪廻転生……。
疑い深いあなた!どうせウォルシュという人が自分で二役をして書いたのだろうと思っているのでしょう?私は、自分が素直だと言いたい訳ではないのですが、感動しながらこの本を読み始めました。そして、続編の六冊を読み終えるまでその感動は続いていました。そして、読んでいる間に、何度「へえ~、すごい」とか「うわあ、そういうことだったのか」と独り言を言ったことでしょう。
私は、この本を読む前にスピリチュアルな内容の本を何冊か読んでいました。つまり、この本を読む準備が出来た時に、この本と出合ったという感じがしたのです。それは、絶妙なタイミングとしか言いようがありません。これから先にも何度も読み直すに違いないと思います。
映画や絵画でも見る人によって見方・感想・解釈が違うように、本も読んだ人がどう思うかは人それぞれなのでしょう。でも、読むことをお勧めします。
タグ:神との対話
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