みんなが変だと思っていること(神には善も悪も無い その1) [神には善も悪も無い]
あなたは死んで、地獄の入り口まで来ました。閻魔大王による、天国行きか地獄に落ちるかの選別が行われる時、あなたは「私は悪いことをしました。でも、良いこともしてきたんです」と必死に訴えます。自分では、3回大きな悪いことをして、100回くらいの小さい悪いことしたけれど、300回くらい良いことをしたと思っています。さあ、閻魔さんは、どういう判断基準であなたを裁くのでしょう?
他にもこんな疑問を持ったことはないでしょうか。
・神様がいるのに、不正なビジネスで儲けている人がいるのはなぜ?
・才色兼備、点が二物を与えたような人がいる。それなのに、自分には何のとりえも無い。不公平でしょ?
・天災で多くの人の命が奪われたり、被害に遭う。普通に暮らしてきたのに、罰を与えられたの?
・戦争なら人を殺して勲章をもらえる!?
・革命に成功すると指導者になれるけど、(成功するまでの期間や)失敗すると反逆者と言われる。
・神様に祈っても叶えられないことがある。善行を積んでも何も変わらないことがある。
そこで、神様には善も悪も無いと考えると納得しやすくならないでしょうか。閻魔大王も地獄も人間がつくったものです。不正な人が罰せられないのも良い人に不幸が訪れるのも、元々神様に善も悪も無いのですから当然の出来事です。それに、地球上の人全員が善人ならどうでしょう。警察や裁判所は要らないかも知れませんが、天国のみたいで「この世」では無いような感じがします。
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