相性の悪い人との接し方 [エッセイ]
初対面なのに「この人とは合う」と感じる人と出会うことがある反面、「この人は嫌いなタイプ」だと思ってしまう人がいますよね。ほとんどの場合、その予感は的中して仲良くなる人と全く喋らない人とに分かれていきます。
ところが、嫌いなタイプの人と行動を共にしなければならない状況になることがあります。こうなると毎日が辛くなってしまいます。
意見が合わない、感受性が違う、価値観の相違、そこに利害関係も異なったりすると、もう顔を見るのも嫌で神様を呪いたくなったりしてしまいます。
対処法は、色々あるでしょう。転職や転校は、最後の手段です。相手が困るようなことをしても解決にはなりません。自分の気持ちや考え方を説明しても、多少改善することがあっても根っこの部分は変わっていないでしょう。
じゃあ、どうするのか。
どこで読んだのか忘れてしまいましたが、面白い改善案がありましたので紹介します。
自分とその嫌な人がキャッチボールしているとします。当然ちゃんとしたキャッチボールにはならず、こっちが構えていないのに投げて来たり、相手の取れないボールを投げてしまったりの繰り返しです。そんな時に、まず自分が座ってキャッチャーになるのです。
「はいっ、ここ」とど真ん中のストライクにグローブを構えてあげましょう。どちらもエースピッチャーになりたがっていたのではないかも知れませんが、相手にこちらの気持ちが伝わるのではないでしょうか。
自分が正しい、相手の態度を変える、と思っていては何時まで経っても解決しないでしょう。ボールを取った後に「ナイスボール、カーブ投げれる?」と言ってあげられたらいいですね。今度は、向こうがキャッチャーになってくれるかも知れません。
武力には武力。もう止めて! [エッセイ]
アメリカの大統領というポストには、何か戦争が好きになるような魔力が働くのだろうか?それとも、伝統として世界の警察と思わなくてはいけないと考えるようになってしまうのか?
そんなことは無いでしょ。私は、単に人気取りだと思うのです。弱弱しい大統領より、強気な方が高感度がアップするという計算。それと、軍需産業からのプレッシャーにも、良い顔が出来ますからね。
イギリスの議会が、シリアへの攻撃を科学兵器の使用の証拠が無いとして否決してくれました。私は、その理由が証拠が無いからでは無く、武力を行使することが人間として許されないことだからなら、もっと嬉しく思ったでしょう。
今度は、アメリカの議会の良識に注目しましょう。
このタイミングで安倍首相が「アメリカよ!武力の行使は止めなさい!」とはっきり言えば日本の国民だけじゃなく、世界中の人々から見直されると思うのは、私だけでしょうか。
安倍首相がタカ派路線を止め、平和主義的な言動をすれば人気がアップすること間違いなしと誰か言ってやってくれませんかねえ。
上手くいかなかった選手たちへ [エッセイ]
オリンピックの観戦で、寝不足になってしまいそうな毎日ですが、今朝の新聞に柔道女子の成績について厳しい記事が書かれていました。しかし、全力で戦った選手を非難するのはやめましょう。
選手は、まず自分と戦っています。この自分との戦いだけでも大変なことは、誰もが知っているでしょう。私も、酒と甘い物の誘惑と戦っていますが、よく負けます。(腹八分にする戦いにも連敗中です)
それに加え選手たちには、家族、友人、母校、会社、地元等の期待が掛かっていますし、厄介なのがマスコミです。「金、確実」などと言われた気持ちは、どんなものなのでしょう。プレッシャーを掛けることが応援になっていないことが分からないのでしょうか。
思っていたより上手くいかなかった選手たち、胸を張って帰って来て下さい。あなたたちの姿から、私たちは色んなことを学びました。ご苦労様でした。
日本が勝ち、シリアが負けましたが…… [エッセイ]
しかし、シリアは今国内がたいへんな状況なのです。サッカーをしているような状況ではありません。反体制派への武力弾圧で死者が8000人を越え、国外へ逃げる人も大勢いて難民の問題が周辺国に及んでいるのです。そんな時に、シリアの選手たちはどんな気持ちで試合をしていたのでしょう。
日本は、アジアの東の端にあります。しかも、海で大陸とは離れていますしアメリカのいろんな影響を強く受けているせいかアジアの一員という意識が薄いような気がします。
シリアという国がが何処に位置しているのか、正確に言える日本人がどれだけいるでしょうか。(トルコの南、サウジアラビアの北です)
サッカーを楽しんでもいいのですが、そこから少し別の何かも知ることも必要だと思います。
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花粉症の謎 [エッセイ]
どうして花粉症なんてものが最近発症するようになったのでしょう?昔に比べて飛散する花粉の量が増えたとは思えません。自然の豊かだった昔の方が花粉も多かったはずです。
とすると、原因は人間の側にあることになります。人がデリケートになったのか。弱くなったのか。私の勝手な意見は、自然の中で暮らさなくなったからではないかと思います。都会で車の排気ガスや細かい化学物質を吸い込み続けたから、鼻の機能が狂ってきたのだと思うのです。自然の中で普段から花粉を当たり前のように吸っていれば、花粉症にはならないでしょう。慣れていますからね。
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