風邪薬を飲む人が多いのでピンチです [献血日記]
今日、献血に行って来ました。
現在、血液の在庫状況はピンチです。
三日以内に薬を服用した人は、献血をすることが出来ません。
新型インフルエンザが流行していることもあり、献血出来る人が減っているのでしょう。
私も、先日風邪薬を飲んだので、献血の予定が一週間延びたのです。
このブログを読んでいる健康な あなた!
良かったら、献血をお願いします。
ついに、山へ行って来ました [最近の心の中]
一昨日、岡山県の北東の端にある英田郡西粟倉村の若杉天然林へ行って来ました。前日に納車になった車(もちろん中古車)の慣らし運転も兼ねて、我が家から高速道路を使わず百キロ以上走りました。途中、寄り道をしながら四時間掛かって若杉天然林の駐車場にやっと到着です。駐車場には私の車以外には一台も車が止まっていませんでした。
車を降りると静寂が広がり、何か厳かな雰囲気を感じました。村のパンフレットによると、樹齢二百年のブナをはじめ、ミズナラ、カエデの古木、巨木など百九十九種の植物が立ち並ぶ天然樹林ということですが、駐車場から見える、その堂々とした木々にまず圧倒されました。
遊歩道を歩き出す前に、私は少し戸惑いました。熊に注意の看板が有ったこと、私以外に誰も居ないことの不安以外に何に戸惑ったのかと言うと、普段生活している街と全然違う空間に入って行くことに対して戸惑い、のように思います。何故かその場の澄んだ空気が私を受け入れてくれるのか心配になったような気がします。とにかく、心の準備に少し時間が掛かりました。
それでも、思い切って遊歩道を登って行くとせせらぎが聞こえて来ます。一級河川の吉井川の源流がすぐ横を流れているのです。遠くで鳥の声も聞こえてますが、せせらぎがこんなに気持ちをリラックスさせてくれると感じたのは初めてです。
少し歩くと、登りの少しきつい所も有ったからか息が荒くなってきました。口で呼吸をするようになり、立ち止まって深呼吸を繰り返しました。空気が美味しい。そして美味しい理由は空気が濃いから、(空気中の酸素の比率が高いのかな?)だと感じました。そして、これが早朝ならどんなに気持ちの良い深呼吸ができるのだろうと想像してしまいました。
私は、熊が逃げてくれるように無意味な咳払いなどをしながら、少しずつ進んで行きました。すると、雰囲気にも慣れてきて心にも余裕が出てきたようで、今この天然林は私一人の貸切状態だと思ったりしました。こんな贅沢はなかなか出来ませんよ。美味しい空気、吸い放題ですからね。
遊歩道は吉井川の源流と何度もクロスするので、私は手を洗ってみました。そんなに冷たく無く、飲もうかなと思いましたが、まあそれは止めておきました。それから、太い樹木の幹に触ってみました。触りながら見上げるとその樹は、「よう来てくれたなあ。」と言いながら私を見下ろしてくれたような気がしました。
この頃には、私が最初に感じた戸惑いも消えていて、この林の木々や自然の中に居る自分が嬉しく感じられました。
今、このブログを書きながら思うのは、街の中に住むより山の方で暮らしたい。近くに自然がある場所で生きてみたい、ということです。
そして、漠然と思うのは、残っている自然を守りたい、地球がこれ以上ボロボロにならないようにしたいということです。
その為には、皆の気持ちや心が変わっていかなければならない。
そして、その為に私に出来ることを少しずつでもやっていこう と思ったのでした。
映画「西の魔女が死んだ」を観ました [映画]
私の知らないイイ本やイイ映画がいっぱい有るんですねえ。
まあ、この場合の『イイ』とは私の好みのという意味ですけどね。そして、その好みというのはスピリチュアルの香りがするものなんです。
この映画の主人公のお婆さんは魔女かも知れないのです。でも、別の言い方をすれば、霊感の少し強い人と言えるかも知れません。霊感という言葉も第六感に置き換えられます。
第六感という言葉も、文明がこんなに発達する前の人々と、自然とかけ離れた生活をしている現代人とでは、その意味や内容が違っていると思いますけどね。
この映画では、お婆さんの暮らしぶりとは別に、人と人の気持ちの交流や擦れ違いもテーマになっていたと思います。家族や学校や職場の人間関係は本当に大変ですよね。私は、擦れ違いは必ず起きるけれども、時間がそれを解決してくれるという風に、この映画からメッセージを受け取りました。
山に近いところで暮らしたいと思っている私は、良いタイミングでこの映画に巡り合ったと感じました。私も、こんな素敵なところで生活が出来るように少しずつ動き出しています。
映画「わらびのこう 蕨野行」を観ました [映画]
いつもの通りテレビ放送を録画しておいて観ました。
江戸中期の農村の棄老、つまり口減らしの為に老人を家族との暮らしから切り離し、捨ててしまうという風習を描いたものです。
物質の豊かな時代に暮らしている私は、映画を観終えて、分かったような気持ちになりましたが、本当は単に映画のなかの世界として分かっただけで、実際にあの時代のあの状況で親を捨てたり、自分が捨てられたりした訳では有りません。
映画と同じように、親を捨てられるのか?
自分が捨てられたら、どう思うのか?
映画って、本当に面白いですね。
いろんな事を考えるきっかけをくれるから凄いですね。
私は、この映画のラストに近いところで お爺さんやお婆さんが笑いながら雪合戦をするシーンが好きです。先に逝った人も一緒に遊んでましたから、魂達が遊んでいるんですよね。楽しそうなので、私は救われたような気持ちになりました。
この映画を観てから、寒いのが嫌いなのに、私の雪国への憧れが強くなったような気がします。
山が呼んでいる その3 [最近の心の中]
山の方に住むということは。仕事をその近くで見つけなければなりません。
どんな仕事をしたいのか?
その答えも自然に頭の中に浮かんで来ました。それは、林業や農業です。でも、五十歳を超えてお金も体力も無いのに難しいのは分かります。だから、家を山の方にして都市部に通勤するというパターンかなと思ったりしていました。
ところが、新聞のテレビ欄で私の住んでいる県の北東に有る小さな村の、林業の取り組みを紹介する番組が放送されるのを見つけました。勿論、直ぐに録画して観たのですが、その村には就職支援制度が有ることが分かりました。
その村のホームページも見ましたが、なんかいい感じの村だなあと思い、少し希望の灯火が見えた気になりました。今は、就職支援の募集はしてなかったのですが、とにかく今度その村まで出掛けてみようと思っています。
山の空気をいっぱい吸い込みたいという願望を早く叶えたい。その為の環境や道具の準備がもう少しで終わります。