自動書記で書かれた本 その4 [本の紹介]
この本も自動書記で書かれています。でも、「神との対話」シリーズとは違う点があります。まず、今回は神との対話では無く、天使が語っています。助けを求めたバーチューさんに天使が書かせているのです。それに、今回は紙とペンでは無く、天使がバーチューさんの身体に宿りパソコンのキーボードを打ったそうです。
日本人に天使はあまり馴染みがありませんが、守護天使は誰にも一人ついているそうです。そして、注文があれば願いを叶えるために働いてくれるのです。その人の宗教は関係ありません。こんな天使を味方にしない手はないです。
内容は「別離に悲しんでいる人へ」「誠実にあろうとすることについて」のような心の問題から「裏切りにあった人へ」「死について」という重いテーマ。そして、「デートのときに」とか「体重が増える一方の人へ」というのもあります。
私の心に残った言葉は、「しあわせは、あなたの心の中にあるのです」(「しあわせのありかについて」)、「天使は、いかなる状況下においてもあなたの進むべき道を指し示します」(「夢を実現するために」)です。
それから、この本の続編の「スピリチュアルガイド2 エンジェルガイド編」には、天使の解説や天使との交流の仕方が書かれています。そして、自動書記のやり方も書かれています。
自動書記で書かれた本 その3 [本の紹介]
この本が、神の言葉を自動書記で書いたこのシリーズの最後の本です。テーマは死後の世界。正確に言うと魂は永遠の命があるので、死後ではありません。この世で肉体から離れた魂があの世でどんな体験をするかが語られています。もっと正確に言うと、魂はあの世が元々居た場所だから、ホームへ帰る様子を神が教えてくれるのです。
このシリーズ全てに言えることなのですが、(神が最初の方に言われてました)地上の人間には理解し難い内容を言語という限られた表現方法で説明するのは、神でも至難の業のようです。神の意思、宇宙の法則。次元の違う世界の魂たちの思いや行動、輪廻転生、気が遠くなるほどの長い時間の流れ……。
でも神は、英語の言葉遊びやジョークを交えながら一生懸命説明してくれます。「ユーモアは私が発明したのだよ」って神が言いながら。そして、同じことを何回も繰り返して語るのです。ただ、螺旋階段を登っているようで、同じところのようでも、前回よりはレベルが上がった状態で同じ言葉を聞くという仕組みになっているのです。
それと説明不可能なことは、イメージで説明してくれたりもするのです。特に、この本の神の元に帰る話はりんごを使って見事なイメージを見せてくれます。
3.11の大震災が起きた今年、死について考える機会があった方もいるでしょう。この本にの中に、あなたの求めていた答えのヒントがあるかも知れません。
自動書記で書かれた本 その2 [本の紹介]
この本は、「神との対話」(三部作)・「神との友情」(上・下)・「神とひとつになること」に続いて出た本です。
このシリーズで、神はいろんな考え方を教えてくれますが、その中の一つに「正しい」も「間違っている」も無いというものがあります。ウォルシュさんは対話をしている時に、何度も「どれが正しいのですか」とか「皆はそんなことは間違っていると感じます」という表現をします。その度に神は、「正しいも間違っているも無いのだよ」と優しく説明をしてくれます。ウォルシュさんは、牧師になろうと思ったことがある人なのですが、何年にも渡って同じような対話を繰り返します。でも神は、決して裁かないのです。
私は、この対話を読んで、視点を変えて見てみることや、相手の立場になって考えてみることが出来るようになったのかも知れません。職場の意見の違う人と話しても以前のように口論になったり、その人を嫌いになったりしなくなったのがその証しです。この人は独特な感性だなあとか、この人とは育った環境が違うからなあと思うと以前のように喧嘩にはならないのです。
でも、さすがの神も現在の既存の宗教には黙っていられないようです。神は、昔からマスターたち(宗教の始祖・賢人・思想家など)に色々と話し掛け、気付かせ、啓示を与えてきたのですが、それが誤解されたり曲解されたりして伝わっているのです。神は、女性は全身を覆い隠しなさいとか豚肉を食べてはいけないなんて言った覚えが無いのです。地獄や悪魔も人々が創ったものです。
民族や肌の色や思想や宗教の違いから争っている人間たち。欲のために他の生物の迷惑や地球の環境の悪化を無視し続けている国家や企業。餓死していく人たちがいる。そんな人たちを懸命に救おうとしている人がいる。ところが、そんな現実を知らない人もいれば、ダイエットに励む人もいる。もう、地球はバラバラでボロボロになっていく。神は、そんな現状を回復することは、急げば間に合うと言っています。ただ、その為には宗教も大きな力になります。そんなことがこの本と「明日の神」というこの本の次に出た本に書かれています。