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相性の悪い人との接し方 [エッセイ]


 初対面なのに「この人とは合う」と感じる人と出会うことがある反面、「この人は嫌いなタイプ」だと思ってしまう人がいますよね。ほとんどの場合、その予感は的中して仲良くなる人と全く喋らない人とに分かれていきます。
 ところが、嫌いなタイプの人と行動を共にしなければならない状況になることがあります。こうなると毎日が辛くなってしまいます。
 意見が合わない、感受性が違う、価値観の相違、そこに利害関係も異なったりすると、もう顔を見るのも嫌で神様を呪いたくなったりしてしまいます。
 対処法は、色々あるでしょう。転職や転校は、最後の手段です。相手が困るようなことをしても解決にはなりません。自分の気持ちや考え方を説明しても、多少改善することがあっても根っこの部分は変わっていないでしょう。
 じゃあ、どうするのか。
 どこで読んだのか忘れてしまいましたが、面白い改善案がありましたので紹介します。
 自分とその嫌な人がキャッチボールしているとします。当然ちゃんとしたキャッチボールにはならず、こっちが構えていないのに投げて来たり、相手の取れないボールを投げてしまったりの繰り返しです。そんな時に、まず自分が座ってキャッチャーになるのです。
「はいっ、ここ」とど真ん中のストライクにグローブを構えてあげましょう。どちらもエースピッチャーになりたがっていたのではないかも知れませんが、相手にこちらの気持ちが伝わるのではないでしょうか。
 自分が正しい、相手の態度を変える、と思っていては何時まで経っても解決しないでしょう。ボールを取った後に「ナイスボール、カーブ投げれる?」と言ってあげられたらいいですね。今度は、向こうがキャッチャーになってくれるかも知れません。
イチロー.jpg



 

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