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映画「わらびのこう 蕨野行」を観ました [映画]

 いつもの通りテレビ放送を録画しておいて観ました。

 江戸中期の農村の棄老、つまり口減らしの為に老人を家族との暮らしから切り離し、捨ててしまうという風習を描いたものです。

 物質の豊かな時代に暮らしている私は、映画を観終えて、分かったような気持ちになりましたが、本当は単に映画のなかの世界として分かっただけで、実際にあの時代のあの状況で親を捨てたり、自分が捨てられたりした訳では有りません。

 映画と同じように、親を捨てられるのか?

 自分が捨てられたら、どう思うのか?

 映画って、本当に面白いですね。

 いろんな事を考えるきっかけをくれるから凄いですね。

 私は、この映画のラストに近いところで お爺さんやお婆さんが笑いながら雪合戦をするシーンが好きです。先に逝った人も一緒に遊んでましたから、魂達が遊んでいるんですよね。楽しそうなので、私は救われたような気持ちになりました。

 この映画を観てから、寒いのが嫌いなのに、私の雪国への憧れが強くなったような気がします。

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