チョコレートと人身売買 [エッセイ]
私が毎朝読む、山陽新聞の一面のコラムに凄いことが書いてあったので紹介します。要約してみます。
『チョコレートの原料のカカオ豆の原作国は西アフリカの国々である。それらの国々では、カカオの収穫や加工に子供が従事させられている。その子供たちは、学校に通わせてもらえない子供や、人身売買で連れてこられた子供で、過酷な労働を強いられている。そんな子供たちは、チョコレートを食べたことも無ければ、見たこともない』
これは、現実の話です。奴隷制度があった何百年か前の話ではありません。この事実から想像を膨らませてください。
人身売買が行われる背景。子供たちの毎日の生活。カカオやチョコレートを売買して利益を上げている企業や国。
カカオ豆だけではないのです。コーヒー豆、米、小麦、綿、……。私たちが食べている物の生産の現場でどのようなことが行われているのか。利益を上げている企業や国家が、どんな経済や流通の仕組みを作ったのか。
よくぞバレンタインデーにこのコラムを書いてくれたと思います。
私は、もっと色んな事を知りたいと思いました。
このコラムで紹介されていた本を挙げておきます。
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