どうして神様は地震を起こすのか？その４

　ここに植物の種があるとします。土の中に蒔き、水を与え、適した温度で光があれば、やがて芽を出します。そして、根を張りどんどん成長していきます。少々日当たりが悪くても、日照りが続いても、ひたすら枝を張り葉を茂らせます。ついには、花を咲かせ実を実らせることでしょう。

　人も同じです。成長したいのです。

　子供の頃、あなたは何が好きでしたか？　得意なことは？　何かに興味を持ち、何かに集中したことがあるでしょう？　そんな時、少しぐらいの失敗なら何度でも挑戦を繰り返したという経験があるはずです。

　大人になっても同じです。携帯電話の新製品を毎年買ってしまう青年、料理に一工夫を心掛けている奥さん、知らない言葉を聞くと直ぐに辞書で調べる人、中高年になって習い事を始める人も多いようです。向学心とか知的好奇心というと大げさですが皆、自然と学ぶ方向を向いてます。

　そして生まれる前、魂は積極的に成長することを考えます。

　この世に生まれてくる前に、魂は今生（今回の生涯）で何を学ぶかを決めてから生まれてくるのです。その時、前世で挑戦したけれど学びきれていないテーマに再挑戦する魂がいます。前世で乗り越えたことよりも、もっと困難な状況を経験しようとプランを練る魂も居ます。黒い肌に生まれることを選び、偏見や差別を経験しようと思った魂もいれば、音楽の才能を使って歌手になり人々を癒す仕事に就くことを目指す魂もいるでしょう。ある魂はある年齢になった時に、家や財産を無くしてゼロからやり直すことをテーマにしたかも知れません。また、家族を亡くした哀しみから立ち直る精神力を鍛えることを主題にした魂がいたかも知れません。

　どうして神様は地震を起こすのか？

　スピリチュアル的に考えると、こんな捉え方もあることを紹介してみました。

　試練が始まったばかりの、みなさん。

　主護霊や守護霊、天使たちはあなたの見方です。そして、同じように試練に立ち向かう魂が居ます。魂と意識しなくてもいいです。頑張っている人が、そして、応援したいと思っている人たちが世界中に居ることを忘れないで下さい。

　神は、乗り越えられないような試練を与えない。

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